2/8 町工場×ベンチャーの連携事例の発表を行いました(スタートアップファクトリー構築事業年次報告会を実施) 2019.02.14 (日本語) 2019年2月8日にセンターオブガレージにて株式会社リバネス主催の「スタートアップファクトリー構築事業年次報告会」を実施しました。スタートアップファクトリー構築事業は、経済産業省の「平成29年度 グローバル・ベンチャー・エコシステム連携加速化事業費補助金 」の通称で、2018年6月に株式会社グローカリンクならびにスーパファクトリーグループの株式会社浜野製作所、成光精密株式会社、株式会社木幡計器製作所とともに事業者として採択され、スタートアップのものづくり支援を行なっております。本報告会には80名が来場し、各スーパーファクトリーグループの成果発表を行うとともに、日本の町工場との連携により、事業が加速した5社のベンチャー事例を発表いただきました。 日 時:2019年2月8日(金) 14:00~17:00 (交流会 16:00 ~ 17:00) 会 場:センターオブガレージ https://co-g.work/ (〒130-0003 東京都墨田区横川1-16-3 押上駅・本所吾妻橋駅下車10分) 登壇者情報スケジュール詳細はこちら:https://lne.st/h29sf/ 第1部 (日本語) スタートアップファクトリー事業の可能性について 経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 課長補佐 内藤禎俊 世界に飛び立つベンチャーをALL JAPANの技術力で加速するための政策についてご紹介いただきました。 (日本語) スーパーファクトリーグループによるスタートアップファクトリー構築事業の挑戦 株式会社グローカリンク 代表取締役 長谷川和宏 スーパーファクトリーグループとセンターオブガレージが目指す、ものづくりベンチャーの支援と、製造業の活性化について紹介しました。 (日本語) 匠助言サービス(仮)を提供開始 ~製造現場に立脚したものづくりの知見でスタートアップの開発を加速! 株式会社浜野製作所 浜野製作所 経営企画部 小若雅伸 従来の設計製造だけでなく、町工場の製造ノウハウを提供する助言サービスの構築について紹介しました。 (日本語) 産学官連携で取り組む新事業と民間初の知財相談窓口の開設 株式会社木幡計器製作所 代表取締役 木幡巌 圧力計から医療機器までを手がける100年の老舗ベンチャーが新たに始めた中小企業初の知財相談窓口の可能性について紹介しました。 (日本語) 地元と企業との地域連携 ~課題解決策の早期社会実証・実装加速できるまち~ 成光精密株式会社 代表取締役 高満洋徳 地元野球チームのバッティング装置を例に、地元の町工場同士が連携することで地域の課題を解決する底力を紹介しました。 (日本語) スタートアップとのセミナーを通じたコミュニケーション教育と実践 株式会社リバネスものづくり研究センター センター長 藤田大悟 スタートアップのトレーニングとコミュニケーターによる価値づくりの場としてセミナーを開催し、それをきっかけに5件の製造案件に繋がった事例を紹介しました。 第2部 (日本語) ミライを変えるモノづくりベンチャーのはじめ方 株式会社リバネス代表取締役グループCEO 丸幸弘 町工場と連携した製造支援の先に必要なビジネスクリエーションの方法について、大手の有力企業やメディア、自治体との連携が重要であることを話しました。 (日本語) アイデアから形にできるスーパーファクトリーの力 株式会社オリィ研究所 代表取締役CEO 吉藤健太朗 「孤独を解消する」ことをテーマに、革新的な技術を開発し、サービス提供を行なっている“オリィ氏“。浜野製作所の支援を受けてものづくりがスタートし、彼の熱が多くの人を動かし障碍を持っている人が運営している「OriHime Cafe」の設立まで、活動の幅は広がっている今をお話しいただきました。 (日本語) 連携事例1 Telexistence株式会社(×株式会社浜野製作所) 共同創業者 Chief Product Officer 佐野 元紀 1980年に世界で初めて東大名誉教授の舘先生が提唱したテレイグジスタンスの概念を社会実装するために立ち上げられた会社が、実際にロボットを実現させるために浜野製作所とコラボして開発を進めている事例を紹介しました。 (日本語) 株式会社エアロネクスト(×小橋工業株式会社) 代表取締役CEO 田路圭輔 ドローンの安定飛行の基盤技術を開発しているドローンアーキテクチャー研究所である自社が、いいよいよ量産化に向けて大手企業と協業することの可能性についてお話いただきました。 (日本語) ハイラブル株式会社 (×有限会社HINODE) 代表取締役 水本武志 かえるの鳴き声の聞き分けの研究者が、会議や議論のコミュニケーションのキャッチボールを解析するツールを開発。その技術に不可欠な全方位マイクを量産するために最適なケース+方向シートの設計と製造を板橋の町工場依頼し製造している事例をお話いただきました。 (日本語) 株式会社ラングレス (× iworks、二松電気株式会社) 代表取締役CEO 山入端佳那 犬の気持ちを独自のセンサと解析技術で可視化できる「INUPATHY」。2018年クリスマスまでに量産化して届けるために、台湾で部品が調達できず、急遽墨田と大田の町工場に相談して、製造までこぎつけた事例をお話いただきました。 (日本語) 株式会社ポーラスター・スペース(×墨田加工株式会社) 代表取締役 中村隆洋 スマホの分光器と独自のアルゴリズムで、ドローンや人工衛星からで地上の農場などを観測・解析できる画期的な技術がいよいよ実用化される段階になり、分光器の製造を墨田の町工場と連携して量産準備を進めている事例を紹介いただきました。 (日本語) 大悟 藤田 藤田 大悟/Daigo Fujita ものづくり研究センター センター長 / 教育開発事業部 / 教育総合研究センター研究員 広島生まれ、流山育ち、横浜市都筑区在住。千葉県立東葛飾高校時代には、生徒会長・議長・合唱祭委員長・理科部無線班班長などいろいろ挑戦。科学が大好きで、小さい頃か科学実験や電子工作をしていました。ボーイスカウト富士賞、アマチュア無線2級。大学時代は東工大ScienceTechnoという科学イベントサークルを立ち上げ全国でイベントを実施。日本科学未来館ボランティア1期生で、様々な立ち上げを行う。東京工業大学ではナノマシンでもあるウイルスの構造の研究で修士号取得。現在は株式会社リバネスで教育開発事業を手がける。 国際宇宙ステーションに植物の種をうちあげて、子供達に調査してもらう宇宙教育プロジェクト、等身大のロボットバトルである日テレロボットバトル日本一決定戦、吉本興業とのおもろふしぎラボ、小学生の本格ロボット教室、TEPIA先端技術館など様々な企画開発を担当。 日本科学未来館のボランティアの立ち上げに関わった関係で、全国ミュージアムの知り合いも多く、ロボット、宇宙、ものづくり関係の仲間をどんどん増やしている。 スーパーファクトリーグループのページをリニューアルし... 2019.04.14 Garage Higashi ...